ビッチなオタクの話

セックスが好きなオタクが色々な話をする。Twitter→ @_aya_sann

フェミニストの活動は差別撤廃には繋がらない

 

Twitterを見ていると、バズッている*1ツイートの文面で

フェミニスト

という単語を見かけることがある。

 

前々からなんとなくは知っていたのだが、具体的にどういうものなのかは知る機会がなかった。

なので、今回このブログを書くに当たって、私なりに調べてみることにした。

 

まず、Wikipediaからの引用。

Wikipediaではフェミニストの項目はなかったので、フェミニスト達が主張する「フェミニズム」についての項目から引用する。

 

フェミニズム(英: feminism)又は女性主義(じょせいしゅぎ)とは、性差別を廃止し、抑圧されていた女性の権利を拡張しようとする思想・運動、性差別に反対し女性の解放を主張する思想・運動などの総称。男女同権運動との関わりが深い。リベラル・フェミニズムやラディカル・フェミニズムなど、フェミニズムの思想は多様であり、一本の思想と考えることはできない。対置概念はマスキュリズム。

フェミニズムを主張する人のことを「フェミニスト」と呼ぶ。

 

出典: Wikipedia (https://ja.m.wikipedia.org/wiki/フェミニズム)

 

なるほど、女性の権利を拡張しようという旨の運動らしい。

 

続いて広辞苑

 

フェミニスト【feminist】①女性解放論者、女権拡張論者。②女に甘い男。女性尊重を説く男性。

フェミニズム【feminism】女性の社会的・政治的・法律的・性的な自己決定権を主張し、性差別からの解放と両性の平等とを目指す思想・運動。女性解放思想。女権拡張論

 

出典:広辞苑(第七版、2018年)

 

こちらでは、女性解放思想だけでなく、両性の平等を目指す思想、運動だと説明されている。

 

だけど、私が今までの生活で聞いた、フェミニストを自称する人々の主張は、女性差別への批判を謳ったものが多いように思う。

 

共感する人が多いから広まるのだろう。それは分かる。

 

しかし、それが原因で「フェミニスト」に対して「女性の権利だけを主張する奴ら」というイメージが定着してしまっているのではないだろうか。

 

率直に申し上げる。

 

女性の権利を主張するのはやめた方がいい。

 

それはなぜか。

 

広辞苑にはきちんと性差別からの解放と両性の平等を目指す思想、運動と書かれているが、正直言って、わざわざ広辞苑で調べる人間はまれだ。

フェミニズムや、フェミニズム自体に関心がない人たちは、そもそも調べないか、調べてせいぜいTwitterWikipediaである。

 

なので、普通に暮らしている中でよく目に入る「フェミニスト像」がフェミニズムの主張だと思ってしまうのだ。

 

私は今までたいしてフェミニストに関心がなかったが、フェミニストは女性の差別解放のみを願う集団だと思ってきた。おそらく同じように思っている人は多い。

 

こういったイメージ像は、フェミニストたちの言動だけでなく、反フェミニズムたちの言動からも作られるものだ。

 

フェミニストが女性の権利を主張し、反フェミニズム者がそれを批判する。このサイクルがヒートアップすればするほど、フェミニズムに対しての「女性の権利だけを主張する奴ら」というイメージが広まる。そして、そのイメージに対して反感を抱いた者が、反フェミニストとなってフェミニズムを叩く、という仕組みである。

 

これはフェミニストが真に望んだ姿ではない、ということは自明であろう。

 

だから、女性の権利のみの主張はしない方がいい。これ以上は負のスパイラルが起こるだけに思う。

 

しかし、フェミニズムの主張をやめることはしたくない。

 

では、どうすればいいか。

 

簡単だ。女性の権利以外のフェミニズムの主張をすればいい。

 

「両性の平等」を謳うからには、男性の権利の主張ももちろんフェミニズムの活動に含まれる。

 

「男だから力仕事をしろ」「女の子は泣かせてはいけない」

 

こんなのただのパワハラ、セクハラだ。立派な性差別である。

 

女性が受けている差別の現状に比べたら大したことないとか、そんなこと関係ない。差別は差別だ。これらも声を大きくして主張していったらいいのだ。

 

今現状でフェミニズムフェミニストに対して悪いイメージを持っている人間をどうこうするのは難しい。(たとえフェミニズムフェミニストという単語自体は知らなくても、だ。)

 

だけど、私のような「フェミニズムに関心がない人間」は、関心がないからこそ、そこまで偏見なく新しい情報を受け入れられる。

それこそ最近はSNSが発展しているので、バズッたものであれば、関心がないものでも自然に目に入ってくる。

 

今の時代、色々なことに関心がない人間が多い。そして、日本は多数派主義だ。多くの人は、関心がない物事に対しては多数派が主張する方向に傾向する。

だからこそ、関心がない大多数の人間に正しい意味を知ってもらうことが重要なのだ。

 

 

フェミニズムの理想は「平等」だ。ということは、最終的には全人類がフェミニズムを持つ状態を目指さないといけない。

 

しかし、今の活動ではそれはかなり遠い目標のように思う。

 

なので、まずはその第1歩として、正しい意味を知っている人たちを増やすことに意識を向けてみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

 

 

*1:バズる。流行ること。Twitter内では、主にリツイート数やいいねの数が多く、たくさんの人の目についたツイートのことを言う。